第2回ゲスト/セラピスト・青山克子先生
 最近、日本でもよく見かけるようになったオーラソーマのクリスタルのボトルたち 。先日も、新宿の紀伊国屋書店に出向いたら、スペシャル企画のコーナーはオーラ ソーマ関連の本が山積みになっていました。あの、2層式に分かれたきれいな色のボ トルがズラリと並ぶ光景は、なにやらとても気になってしまう……。
 あれって一体ナニするものなの? どうしてあんなにたくさんのボトルがあるの? キラキラ光ってて純粋にキレイだよね……。
 色がわたし達のココロに働きかける、なんらかのメッセージ。
 それが何なのかが知りたくて、オーラソーマの先生にお話を伺うことにしました。
 今月から、青山克子先生のカラーセラピーがスタートします。(インタビュー・構成/石野みどり)


【オーラソーマ、カラーセラピーってなに?】
vol.1 自分自身は私しかいない

 ── 青山先生の肩書きは『セラピスト』ということですが、とても広範囲な印象を受けます。セラピストの数だけセラピーの形があると思うんですが、青山先生のところではどのようなことをされてるんですか?

青山: 私が勉強したものはカラーセラピー、フラワーセラピー、カウンセリング、催眠療法といったものですね。カラーセラピーは、オーラソーマカラーセラピーというもので、気になる色を選んでいただいて心理状態を見るとか。フラワーセラピーは気になるお花を選んで作品を作っていただきますが、作り方でそのときの心理状態や無意識的なものがあらわれることもあるんです。
 それからカウンセリングや催眠療法なども行います。基本的にはクライエント(※ 注 相談者、来談者、患者などの意)の方がどのようにやっていきたいかを、話をし ながら進めていくので特にマニュアルみたいなものはありませんね。

 ── それではまずカラーセラピーについて伺わせてください。私は青山先生のセラピールームに行ってまず鮮烈な印象を受けたのが、オーラソーマのボトルたちなんです。上下2層式に分かれているボトルは、どういったものなんですか。

青山: オーラソーマというのは15年くらい前にイギリスで生まれたセラピーなんですね。ヴィッキー・ウォールという女性が長い瞑想のなかで、なにかを感じて作られてきたものです。すごく抽象的ですが、ヴィッキーは研ぎ澄まされた感覚をもっていました。ヴィッキー亡き後は後継者であるマイク・ブースの手によって次々とボトルは生まれ続けています。現在ボトルは103本あります。

 ── ボトルの中身は何が入ってるんですか。

青山: エッセンシャルオイルとハーバルウォーターというもので、ハーブのオイルとハーブの成分が入ったお水ですね。水と油なので2層式に分かれるんです。あとは瓶のなかにクリスタルとか、鉱石の波動というものも転写されています。

 ── 具体的にあのボトルを使って、どういうことがなされるんですか。

青山: 基本的には103本のクリスタルのボトルから気になるものを4本選んでいただくんですね。

 ── 気になるもの……?

青山: なんとなくひっかかるものとか、すごく好きだなと思えるもの、毎晩自分の枕元に置いて寝たいなとか、その方がなにかを感じるものを選んでいだたきます。基本は4本なんですが、私はあまりそういう感覚を持たないでやっていますので、どうしても1本しか選びたくない、ということであれば1本でもいいです。

 ── えー!? それはたとえば、2本しか選べない。今日は2本めから全部同じ色がいい、というようなことでもいいわけですか(笑)。オーラソーマを紹介している雑誌の記事を読むと、必ず4本選ばなきゃいけないって書かれてます。

青山: あぁそうですね。そういうふうに習ってきたんですけども、やってくうちに4本でなければいけないということもないかな、と。その方の気持ちの流れを優先させることがいちばん大事ですからね。どうしてそう思うのかっというところに、純粋にわたしは興味をもちますね。

 ── 決められた型がないと答えられない、という人もいますね。

青山: ええ。「どうしたらいいのかわからないです」、という方には「こういうやり方です」、とはお伝えしますが、それはあくまでも基本ですね。この世に同じ人はひとりとしていないのであって、みんなが基本に当てはまっていいものか、かえって疑問だと思いますよ(笑)。その人が選んだボトルには、その人に関するさまざまな情報と可能性が含まれている。そこをお伝えしていく、という感じですね。

 ── それはボトルを選ぶ行為自体に意味があるのではなくて、なぜ、それが気になるのかといった心理的な背景、または無意識が選ぶ気分的なものが大事ということなんでしょうか。

青山: そうですね、やっぱり意味を伝えて終わりであれば本でもいっぱい出てますから(笑)。インターネットでも調べられますからね。ボトルを選んだことに関してとか、ボトルの意味を聞いてどう思うか。クライエントさん自身がなにを感じるかがいちばん大切なんです。そして自分がどうなりたいのか、どうしたいのか、ですよね。私はそこが重要だと思っているので、あまり色の意味にとらわれないですね。たとえば“赤”のボトルを選んだ人がいたとします。レッドだと“エネルギー”とか“怒り”というような意味もあるんですけど、クライエントさんにそれをお伝えして話が進むなかで洞察が深まったときに「わたしはこのレッドは怒りではなく、涙だと感じます」となることもあるんですね。

 ── 一般的には「怒り」を意味しても、その人にとってレッドは「涙」が真実ということなんですね。

青山: その人独自の感覚があっていい。私は、“自分自身は私しかいない”と思うことで、自分を大切に思うとか、自分自身を愛することができる……そこが繋がっていくきっかけになったらな、と思ってます。
 最終的には私がお伝えする色の意味や、多くのプラクティショナーが書いた本の意 味ではなく、クライエントさん自身の、「私が選んだこのボトルは私はこういうふう に思う」という気づきが生まれたらなぁと思いますね。
 それは、誰がなんと言おうとその人のものなので(笑)。そこが大事ですね。

(続く)

【プロフィール】

青山克子/セラピスト
 Aura-Somaプラクティショナー、フラワーセラピスト(NPO法人・フラワーセラ ピー研究会)、心理カウンセラー、臨床催眠心理士(NPO法人・日本臨床催眠心理学 協会)の資格を有する。カラー、フラワー、そして心の3つの視点をテーマにセラピ ストとして活動するほか、オープンスクール講師やフラワークリエイターとしても活 動中。
■ホームページ『クリエイティブ・ハートセラピー』
http://www.cablenet.ne.jp/~k-blue/
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