2004年8月31日 エビヌマタイスケ

とあるロックファンの会話。
"俺にはロックフェスなんていらねえ?夏'04"
E「今年のロックフェスシーズンも幕を閉じつつあるけども。」
T「うーん、運営も安定して小康状態って感じになりつつあるねぇ。
もう、よっぽどのサプライズでも無い限り、驚かなくなってるというかさ。
"異空間"を愉しむというかさ。」
E「雑誌とかではもう、いっぱいレポートも出てるけど、レビューそのものにしても
そろそろ、次の方法論を模索しないと、ちり紙交換所いきだぜ。」
T「もう、手ごたえ、っていうか読みごたえ?がないものに金使ってるぐらいなら
ケーブルTVと契約して、ビデオ撮るよ。はっきりいって。しっかり仕事を残してる人もいる反面、
みーんな只の音楽ファンに退化しちゃって、その状態で記事書いてるんだもん。
何度読んだって内容なんて無いよ。携帯のメール程度のクオリティだよ。」
E「(...お前もな)(ぶっ) えぇっとすみません(汗)あーっと、うーんとつまり
ミュージシャン同士ならではの、会話だとか、
海外のバンドが日本人のバンドのライブを観てどうだったとかを
読みたいんだろ?ないじゃん、そんなレポート、ろくにさ。
与えられた機会だから、その重要さ加減がわかんないのな。」
T「結局自分達の中だけで自己完結しちゃったっきりでさ。読者迄とどいてないのさ。
海外のミュージシャンとプレスは 喧嘩するぐらいのイキオイで、お互い意見だしまくってるのにね。
そういうところで、お互い気後れしたって意味ないじゃん、って話だよ。
フェスの環境がどうしたとか、食事がどうだとかは、
客がイベンタ−に直で訴えるべきことなんだよ。フェスっていう限定された場で
ポップカルチャーを全身で享受するのではなく、自分だけのファインアートを
いつくしむ、、、、っていうのは、ロックじゃねぇよ。」
E「出たァー!!!何?今の?誰だよ(笑)?
所詮日本って"ロック村"のままじゃないのかって話だろ?」
T「ハードウェアはいいものもってるけどスピリットが伝わりづらいのさ」
E「スピリットか。魂っすね。欧米は 人がいて、うたがあって、伝えたい人があらわれて、
ライブで唄って、もっと聴きたい人がいるよっていって、録音して、コピーして、レコード作って、
プレイヤー作って って流れなのにね。真逆なのな。構造的に。」
T「受け入れられてるのは、
インターナショナル、ユニバーサル、グローバル(古いよ:苦笑)な
態度と音を手にした人たちだけ。世界印?
自分のルーツミュージックを消化して、咀嚼して、提出し続けている人たちだけだね。」
E「ジャンルを踏み越えた表現をすると、日本記録なんて意味ないってことだよ。世界標準からしたら、
もう、ちょっと失礼なぐらい平然と ばかすか抜かれて、破られまくってるんだよ。
便宜上 仕方が無い事だけど、使うのは時と場合を選んでほしいってことだよね。」
T「せっかくだからさ、これからの方向性のひとつとしてはさ、
あえて"ビンテージBGMとしての"ロックンロールを鳴らす
六本木のスイートベイジルみたいなステージを作ればいいかもね。
また違ったカラーが生まれて、根付くんじゃないかな?」
E「フェスだとかロックだとかいう既存の形態すら逸脱して、新しいサウンドを模索してるミュージシャンは
マスに載らないところで、もう、とうに動き出してるのかもしれないけどね。俺らが気付かないだけでさ。
そういう音がいち早くキャッチできる感性を、洗練させつづけていたいよね。」
T「...御意。」

今月の一枚
The Ordinary Boys"Talk Talk Talk"
no-img.gif E「なんかいきなりフロントマンが雑誌Snoozerの表紙になってたから焦ったよ」
H 「聴いたよ!前言わなかったっけ?ジャムが好きなら気に入るよ。」
E「うん、アルバムじゃスペシャルズ、このシングルだとエディコクランのカヴァー
やってるんだよね。 なんていうのかな、、音とか詩からはみだす部分、、 雰囲気が、気になってさ。
ま、ちょっと追っかけてみるよ。」(Ebi&HiRO)

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