I'M HERE home

■ 03.05.06〜03.05.25 LuLu ■

■03.05.06 Cure for the Itch

 まずは初回だから、自己紹介がてら。
 僕の本業は...一言で言うのはとても難しい。一応肩書きはグラフィック・デザイナーだけど、とあるデザイン事務所で“紙に印刷されるもの”をほぼノンジャンルで(クライアントもノンジャンルに近い)、企画からCG制作、エディトリアル、そして版下作成までの色々を手掛けている。
 現場での相棒はG4。少々フリーズが多い気もするけど底力のある頼もしいヤツ。アプリや周辺機材との兼ね合いがあってOSXを使うのが今イチ難しい現場なので、パーティション切って9.2.2で起こしている。
 自宅には既に現役を引退した子も含め数台が同居していて、中でもメインは同じくG4と、僕にとっては恩人とも言うべきボンダイブルーの初代iMac。

 Macと出会ってから今まで何回かの転職を経験し微妙に仕事内容は変われど、僕は社会人になってからというものMacがメインである職場にしか居たことがない。今現在はデザイナーが僕の最終的な職業、ロンドンで年金暮らしする頃までは(ヲイヲイヲイ)続けるだろうと思っている。
 そう言っておいてこんな事を言うと誰かに怒られそうだけど、これまで僕には「デザイナーになりたい」よりも「Macと一緒にいたい」という思いの方が常に先にあった。Macがいてくれなければ多分ダメだろうと感じ続けていた。じゃないと精神的な面でどんどんダメになっていく自分を容易に想像することができたから、多少のことは横に置いておいても「Macと一緒にいたい」という思いにだけは忠実に我侭にやってきた。

 以前“Macinsoth”のコーナーに書いた「Macが側にいてくれる生活」の中で僕は「iMacは、僕に今まで扱ったことのなかったアプリのスキルをプラスするという可能性と共にやってきた。」と書いたけど、ちょうどその時は将来についてしばらく悩み込んでいた時だった。そのiMacは結果 、僕をデザインの世界に留まらせ、更に本格的に踏み込んで行くチャンスを与えてくれた。だから彼(BENJAMINと言う)は僕にとって恩人っていうワケ。

 他のOS、マシンも色々と触ってみた事はあるんだけど、何か自分の中に“クる”感覚は、Macでしか得られなくて、だから僕は自分の中の得体の知れないカタマリをカタチにする相棒として彼らを選んだ。今でこそ仕事でオーダーされるCGも制作するけれど、本来僕にとってのCG制作というのは、それら放っておくと精神を蝕みかねないカタマリに形を与えて昇華させる方法だと思っている。もちろん、Macたちはそれに応え続けてくれていて、今日も無理難題を言う僕に何も言わず(いや、少々の文句だけで)付き合ってくれている。


■03.05.06-2 Be My...

 困ってしまった。ってのも、「とーてつもなくiPodが欲しくなっちゃった!!」んである。
 
コトの発端は、ウチの老朽化激しいMOドライブが遂に本気で壊れてしまったらしいということ。前々から調子は悪くて「最初のマウントから数回で以後は無効」みたいな、かなりヤバめな状況ではあった。さすがに仕事に影響が出てきそうだったから、どうにかしなきゃ、と思ったのよ。
 もちろん、最初は新しいMOドライブを買おうと思った。でもちょっと考えてみたら、仕事先で日常的に使ってるあのブツ......そ、ポータブルなHDDの方が便利じゃないか、と気がついた。速いし小さいし大容量だし。

 しかしそこへ来て新しいiPodの発表。最初はいつもと同じで横目で「欲しいな〜ん」ぐらいにしか思ってなかったのに、フと気付いてしまった。
 “あ、これってHDDとしても使えるんだったっけっ!”
 しかもテキストリーダな機能があるから、シンプルテキストで書いている原稿の読み直しが、いつものバーで呑みながらできるぞ!(笑)(実際はファイルの大きさに制限がある)

 いいなぁ。LINKIN PARKを轟音で聴きながら気合い入れつつ会社に向かって、そのまま今度はHDDとして仕事のお供。帰宅時はまた今度はRADIOHEADでも聴きながら夜道を歩く......最高じゃーん。
 だけど仕事の都合上、OS9がメインって事との兼ね合いが気になる。とりあえず、次の休みにでも調査しに行ってみるべぇーな。


■03.05.07 G4仕切り直し計画。

 自宅のメインであるG4の調子が少し前からあまり芳しくないのでメンテすることにした。唐突だけど、この際思い切って初期化なんぞしてみっか!

 というのもワケがある。
 コイツは、僕ん家の子の中で最も“手をかけてやっていない”マシンで、よって膨大な数のファイルやら何やらが、あまり整理されてない状況で散らばり放題だったり、ちょこっと何かを試しにインストールしたまま、不必要な機能拡張やら何やらが残っていたり。。。オマケにフォントの管理も今一つ上手く行ってない。“多忙につき”を言い訳にそういう使い方をしてきてしまった。

 主に仕事で使おうと購入した子だったのでOSXとは無縁だと思ってきたけど、もし今回初期化するならば入れてみようか、と思ったってのもある。それがウマく行けば、“新型iPod欲しいよ計画”にも火がつきそうってモンだ。iTunes Music Storeが日本語(っていうか日本人)対応になる前に体制整えておきたいもんねーん!

 初期化を決意したその日は仕事帰りにいつものバーで“やんなきゃいけないこと”を箇条書きにして整理していた。一つでも順番間違ったり忘れたりするとオオゴトになりかねん作業だから、シンチョーに......ってね!!


■03.05.09 初期化→再構築、無事に終了。

 徹夜覚悟でとうとう実行日! でもまずは、地味に地道にデータのバックアップ取りから......この際だから、後でラクできるようにCDに焼く時点で整理しながらやって行った。不要なものはどんどん捨てて行く。

 思いのほか量が多くて時間がかかっているバックアップ作業の合間に、一つ肝心なことを考えていた。というのもこのマシン、名前を「JAGUAR」という。もしOSX導入が上手いこと行ったらとしたら、HDDに名前付ける時に......なんかヤヤコシイよねえ。で、改名する決意もした。

 今回からウチの子たちには僕の愛するロンドンにちなんだ名前を付けて行こう! とまでは思いついたんだけど、僕の大好きな街“ホランドパーク”から取って“ホランド”では結局“オランダ”ってことだし(笑)、“ケンジントン”じゃマウスみたいだし(!)。
 色々考えてやっと辿り着いたのはコレ、「THAMES(テムズ)」。 OS9のディスクを「THAMES 9」、OSXを「THEMES X」にしよう!! 上手く行けばのハナシだけど......。

 バックアップ作業がやっとのことで終了したので、意を決して初期化!
 当初の予定通りパーティションを切る。先頭にOSXを、次にOS9をインストール。直前に104@氏から参考にと教えてもらったサイトを一通り読んでいたので、かなり順調に行った。その間に隣のボンダイiMacのBENJAMINで、OSXのアップデータをダウンロード、続いてインストールする。
 その後、バックアップしたものを全て元に戻し、アプリを一通りインストール、設定作業。全部のプログラムの動作確認を終えたのが朝の5時近く......あぁ、次の日(っていうかもう今日)、休日出勤だってのにーィ!


■03.05.10 えっ、“在庫あります”だってえ?!

 休日出勤を早々に済ませ、その足で地元のAPPLE STOREへ行く。
 G4側の準備はこれで心配ナシなので、まずはNew iPodの情報収集。もし問題なければ予約してしまう勢いな感じ。>自分

 APPLE STOREでは、iPod専任スタッフがコーナーをディスプレイ中。パンフレットを貰おうと近寄ったら目に飛び込んできた「在庫あります」の文字(笑)。
「うあっ、在庫あるんだあ!!」
「はい、いっぱい入荷してますよ〜、ほら〜!(満面笑顔)」
「うあうあっ!!」
「15GBモデルからはDock付いてますよ〜、コレでーす。30GBだとちょっと厚みが違うんです」
「。。。。。。15GB、くださいっ!!!」

 APPLE STORE滞在時間、ものの5分。まさかとは思ったけど、現に手の中にクールな立方体のパッケージが......。
 さぁ、帰り道気をつけなきゃ(APPLEモノ持ち帰り時の自滅事故が僕のジンクス)。あ、今日はチャリだから大丈夫か?


■03.05.10-2 Hello, Brand-new APPLE's!!

 ウワサにゃ聞いていたけれど、なんてクールなパッケージなんだ。開ける一工程ずつデジカメで撮影していく(笑)。
 APPLEモノの、この開封時のドキドキ感というか、えも言われぬ感動ってのは一体何なのだろう?  筐体の写真がデザインされたスリーブを脱がすと、真っ黒な立方体が現れる。てっぺんに白いリンゴのマークのみ。それは真ん中から二つに割れるようになっている。あまりにも......格好イイ。

 そしてそれを開けると、各種アクセサリが左側、右側に本体が鎮座している。
 アクセサリの中でもリモコン、イヤホン本体とそのカバー(2セット入り)のパックが一番クールだった。まるでヴァージン・アトランティックのアメニティ(例えばヴァージン・ヴィーの化粧品)のようだ。緊張しながら一つ一つ開封していく。
 本体を覆っていたビニールを剥がしていると、ホールドに入っていなかったようで思いもせず電源が入り、バックライトが働いてボタンが柔らかい赤色に光った。まるで初対面の挨拶をされた気分だ。
(うあっ、ど、どうも、はじめまして!!)
 そして何だかコイツは“友達”というよりも生まれたての“我が子”という感覚の方が強い。なんなんだこれは......。

 とりあえずDockをACに繋げて彼女をフル充電している間に、QT6.2とiTunes4のダウンロードを開始した。出荷時のタイミングで、同包されているCD-ROMに入っているのはiTunes3だったからだ(初期ロットか〜!?)。

 そういえば彼女の名前。
 さっき連れて帰ってくる途中、チャリを漕ぎながら考えていた。これから彼女になくてはならないG4には、ロンドンの中心を流れる大切な河、テムズの名前を付けた。ならば彼女にも何か、テムズにゆかりのある名前を付けてあげよう。
 そうだ、「TATE(テイト)」ってのはどうだ?  それはテムズ河にかかる一番新しい橋、ミレニアムブリッジを渡って行くテイト・モダンから取った。世界的に有名なテイト・ギャラリーの謂わばモダンアート特化別館であり、ミレニアムマイルと呼ばれていたテムズ沿い再開発地区のシンボル。僕の大好きな美術館だ。
 そしてこのギャラリーのルーツは、英国の大手砂糖メーカーTATE&LYLE。この白くキュートな女性(女の子?)には“SUGAR”というキーワードはピッタリだと。。。ね!


■03.05.11 どんどん食べさせよう!

 前にも書いた通り本来の、というか一番の目的は、仕事先-自宅間のデータ運搬のため。HDDとして使うことを先に考えていたんだけど、やっぱりテイトにはつまらない仕事のデータよりも音楽をたくさん食べさせなくては。僕のコレクションからだから、強烈な味のものが多いかもしれないけどね(^_^;

 iTunes4は思いのほか使い勝手がよく、よく動く。テイトへの転送も、本当に計ってみたらアルバム1枚5〜6秒で完了。ただし元もとココにデータがあることが前提なワケだから、膨大な量のCDを読み込ませる作業で相当時間がかかりそうだ。でもまぁこれは、これからの長い付き合いの中で徐々に地道にやってけばいい。

 それから今回採用になっているAACという規格。確かに細かいな音や高音といった部分で違いが実感できた。例えば非常に繊細な音のカタマリであるRADIOHEADの「KID A」や「AMNESIAC」は、今までそれこそ“擦り切れるぐらい”聴き込んだアルバムだというのに、一度も気付けなかった音が聞こえてきて鳥肌が立ってしまった。そろそろ発表になる彼らの新譜とiPodの相性にも期待してしまおう。

 データ運搬という点では、いざ使い初めて「Dockがもう一つ欲しい」という事に気がついた。出勤前に自宅のマシンからケーブルを抜き、出社したら仕事先のマシンに接続する。大したことじゃない気もするが、これが結構面倒くさい。家のマシンはキッチリとパソコンラック下段に収めてあるので、いちいちもぐり込んで背面に首を突っ込まないといけないし、仕事先に至っては片膝を奥行きのあるデスクに架けて「いよっと」という感じで乗り出さないといけないから。Dock、別売りしてるかなあ?(笑)

 とにかく、これからの毎日、僕の傍らにはテイトがいる。一緒に出勤し、帰宅し、彼女に歌をうたってもらいながら眠る。なんだか楽しいことになりそうだ。


■03.05.24 2台目のiPod 1 −液晶が2色あるらしい?!

 実は、TATEで曲を聴いてみた家族がその音の良さに「自分も欲しい!」ということになり、その翌日に即効ゲットしてきた(笑)。名前は「EVELYN(イヴリン)」だという。
 そのセットアップをしてあげているうちに、あることに気付いた。画面 の左半分に縦のラインがいくつも入ってしまっている。バックライトを付けた状態で見るとその現象はあまりにヒドく、コントラストを一番低くした状態でならなんとか見れるけども、それでも黒っぽく滲んだ帯がかなり目立つ。しかも、充電中に表示される大きな電池雷マークが焼きつけを起こしたように常に薄く残ってしまっている。
 こりゃ、例のアレだ、初期不良ってヤツだ!

 いろいろと調べているうちに、もう一つのことにも気付いた。TATEとEVELYNとでは、バックライトの色がまるで違う......。TATEは普通 の白色、EVELYNはブルー。パッケージにデザインされている写真では、確かにブルーのバックライトがきれいに光っている。
 買ってきたのは同じ地元のAPPLE STOREで2週間の差ということになるんだけど、出荷のタイミングでの違い、固体差とするにはあまりにも違い過ぎる。
 これもまさか初期不良ってことになるの?! もしそうだったら、TATEもEVELYNも早々に修理か取り替えか......(泣)。

 スッキリしなかったのでApple Support Discussionsに行ってみると、確実な情報ではなくウワサレベルである話として「白と青の二種類が存在していて、白は初期ロットらしい」という発言と、TATEと同じような白色を持つ人を見つけることができた。
 だとすればTATEはある意味、貴重な存在? ちょっとウレシイ?(笑)
 別に色が違うだけで他には問題もさしてない。ということで、TATEの方は解決した。問題はEVELYNだ。
 一応、まだ何のデータも入れてない状態だったので、パッケージを元に戻して一晩寝かしてみたけど、翌日も現象は変わらなかったので、すぐにAPPLE STOREへ向かった。

 上の写真 、鮮明でないので分かりにくいと思うけど右が白色のTATE、左がブルーのEVELYN。実際みるとまるで違う色になっているのがもっとよく分かる。


■03.05.25 2台目のiPod 2 -出た! 初期不良?!

 地元APPLE STOREはとある大きな家電・パソコンショップ内にあるのだが、ちょうどAPPLEのスタッフがいなかったので、そのショップ自体のサポセンへ相談してみた。
 結果「これ、どう考えても初期不良ですよねー(泣)」と、かなりあっさり他の在庫と交換してくれることになった。

 担当の方が在庫確認に行っている間、あまりにも短い付き合いとなってしまったEVELYNと別 れを惜しんでしまった。確かにあの画面では困るけれど、別れとなると、これからの彼女の運命を考えると、ちょっと哀しい。
 
 運良く、在庫があった。念のため、現場で製品を確認することにする。
 どうやらその担当してくれたKさんはAPPLEユーザーらしく、
「一番最初はやっぱり、お客様の手で開けてオンしましょう」とニコニコ(笑)。
 ......分かっていらっしゃる。
 そんなワケで、サポセンの受付デスクの上で開封の儀式と相成った。

 交換してくれた子は、やはりブルータイプ。もしかしたら白色に比べてブルーは最初からコントラストが強い傾向があるみたいで、若干の濃淡のムラはやはりあるけど、EVELYNよりは全然いい。それに、そのレベルより上は求めちゃいけないんだろう、という感じがあったからOKを出した。
 その担当のKさんはこれからAPPLEの方へEVELYNを送って検証してもらうと言っていた。彼、とても謝ってくれるんだけど、アナタが悪いんじゃないんだからそんな気にしないで!! って感じでこっちが恐縮してしまう。
 とにかく、敏速で親切な対応をありがとう、Kさん。

 ちなみにその新しいiPodの名前は先代を偲び「EVELYN II(イブリン2世)」ということになりました。Dockは一家に一台あればコトが済むってことになり、晴れて仕事先据え置き用Dockとしてちゃっかり入手したというラッキーなオマケ付き......。


 これで今回の僕の日記はおしまい。
 次回は、iPodユーザーとしては先輩であり、今回の導入に関してもアドヴァイスしてもらった僕の盟友(?)104@氏が登場です。

 

 

 

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