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■ 03.6.30〜03.7.6 石野みどり ■

■03.6.30 iSight、iChat AVが待ち遠しい

 6月23日に行われたWWDCの基調講演映像を見て以来、今秋後半に発売予定であるMac OS Xの新しいOS(開発コードネーム『Panther』と、iSightiChat AVが待ち遠しいこの頃だ。
 というのも5月からブロードバンドでFTTH対応にしたのだが、お試しキャンペーンで1ケ月間、電話料金が無料だった。つまり、どんなに長距離電話をかけても日本全国無料だったわけで、この快適さを一度味わうと全く新しい価値観が自分の中で生まれたのだ。
 メールをするより、電話したほうが思いは直接伝わるし、安心する。
 なにより話をすることによって、自分の考えを整理できたり、相手との距離感がわかるようになる。
 当たり前のことのようだが、距離が遠かったり、電話代を気にしながら話をすると段々電話をするのが億劫になる。大した用事がなければメールですませちゃえ、という習慣ができていた。そのことに気づいたってわけだ。
 この1ケ月は電話代を気にせず思いっきり話ができるというので、日頃、年賀状やメールでのやりとりだけで御無沙汰していたような田舎の友達や、北海道、沖縄の友 達にも用もないのに電話しまくった。
 疲れたけれど、新鮮で非常に楽しい体験であった。
 無料キャンペーンが終わっても、ブロードバンド料金は通常のNTTの電話回線に支払う料金よりも、長距離の人にはかえって安くなる。そのことが、気軽に電話してみよう、という気にさせられる。
 ブロードバンドの世界は、『ヤフーBB VS その他の会社群(NTT、OCN、ODN、Powerdcom...etc』という構図になっているが、これからますます日本全国に回線が広がっていくだろう。そうなればインターネットの動画の配信サービスも、フル画像でテレビを見ている感覚でなんのストレスもなく見ることができるし、実際そのようなことが既にできつつある。
 そのような時代にアップルは、『iSight』と『iChat AV』で世界中の人々を繋げようとしているのだ。
 Macintoshの電源を入れる。相手に電話をかけるような感覚でボタンを押す。すると回線の向こうの相手が、フルスクリーンでモニタに映し出される。
「今日はどんな1日だった?」「今、なにしているの?」
 日常の何気ない毎日の生活に、今まで全くなかったコミュニケーション・スタイルがまたひとつ加わるのだ。1日24時間の中のたとえ10分のことであっても、新しい価値観として習慣化されれば、影響力は大きい。
 アメリカに住んでいる友達や、イタリア、スペインにいる友達とも、顔を見ながら話をすることができる。
 これは、技術的にできるようになることがすごいというのではなく、ライフスタイルそのものが変わるという意味において、重要なことだ。
 何気ない日々のことを、今日あった出来事を、そして今、自分が住んでいる場所(国)で何がおこっているのかを、人々が直接伝えあうことができる時代。
 新聞やメディアでは言えないいろいろな規制を超えて、人と人とが直接伝えあうことがようやくできる環境が整いつつある。
 まさにこれこそがインターネットというものを生み出したヒッピーたちのやりたかったことであろうし、アップルの創設者のひとりであり、現CEOのスティーブ・ジョブズの描くビジョンなのだろうという気がする。
 昨年はわたしにしては珍しく新しいハードを購入しなかったのだが、久々にグっとくるものを感じたPowerMac G5。そして新しいOS Xであるpantherも非常にユニークで楽しいものだ。それにiSightとiChat AVがあったら、わたしの生活はまた大きく一変するだろう。
 その日が訪れるのを今から心待ちにできる、夢のある未来を魅せてくれるMacintoshが好きだ。

 

 

 

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