I'M HERE home

■ 03.8.25〜03.8.31 佐藤朋子 ■

■03.8.25 2003年夏、Macの中でフランス語で恋をする

 今年の夏、皆さんは思い出になるようなことがありましたか?
 ある年齢までは夏が本当に特別なものだったけれど、働くようになってからは、いつもと変わらない日常のたんなるワンシーズンでしかなくなってしまった。それでも何かひとつでも記憶にとどまるものが残ればいいなあと思う。

 さて、私は、仕事に明け暮れた夏だった。この日記が前回の村上さんから間が空いてしまったのはそのせいなのである。
 メインでやっていたのは、某出版社から9月に発売になるフランス語会話の本づくりだ。
 よくある参考書とは一線を画していて、「指をさしながら覚える」というコンセプトの本になっている。そしてテーマは「恋する」為の会話帳ということだ。

 私の仕事は、本文レイアウトの一部だ。著者があげてきた原稿と編集者が作ったラフを元に、ページを具体的につくっていく。
 著者の原稿は、Microsoft Wordで書かれている。レイアウトソフトは、QuarkXpressだ。つまり両方を立ち上げながら作業をしていくわけだが、これが大変だった。フリーズ、システムエラーの嵐がおこり、マシンを安定させるのに時間がかかってしまった。やっぱりMacはMicrosoftに合わないのだろうか? 具体的な解決策もないまま、マシンをだましだまししながら使っている状況だ。
 私がこれまでMac以外のマシンを使ったことがないからなのか、Wordは本当に不便なソフトだと思うのだけれど、実際、仕事の場では原稿をWordを使って書いている人があまりにも多い。皆、使いづらいと思わないのだろうか? 一度、ユーザーの方に意見を聞いてみたいものだ。
 さて、マシンで苦労をしながらも楽しい気持ちで作業ができるのは、私にフランス語を勉強したい気持ちがあるのと、原稿が面白いからだ。

 「恋する」がテーマなので、出会いからデート編、エッチやトラブル……などかなり具体的に項目が設定されているのだ。このあたり、かなりリアルで赤裸々な表現有り、である。著者は「フランス人と付き合ったことがある」というのが条件だったのだそうだ。ちなみに私も含めて、この本に関わっている編集者、イラストレーターもすべてフランス在住経験がある。実際にフランスを好きな者がつくっているわけだ。

 ちなみに初出時(メールマガジン"CosmosLab#0079")配信時にはまだ<恋愛のトラブル編>までだったのだが、現在、仲直りを経て、プロポーズ、住居探し、そして結婚にまで至ることができた。特にプロポーズ編はボキャブラリーも豊富! 著者(女性二人)の趣味というか願望(?)が表れているのかな。
 というわけで、発売を楽しみにしていて欲しい。

(メールマガジン"CosmosLab#0079"から、《番外編 短い夏、フランス語で恋をしよう》を加筆修正)

 

 

 

Love Life, Love Macintosh TOP

Copyright (c) 1998-2003 Headrok Inc.